株式会社ファイン テイストは、食品製造支援事業に取り組んでいます。カレーやシチューなどのレトルト食品、製菓に使用される生クリームや餡、飲料にシロップなどあらゆる製品を製造可能です。
お客様のアイデアやご希望に合わせたご提案、小ロットからの試作をおこなうことで、1つでも多くの素晴らしい製品の製造・開発に携わり、食卓に笑顔をお届けするお手伝いができればと考えています。
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食品製造はお任せください
株式会社ファイン テイストが取り組んでいる【食品製造支援事業】とは、「アイデアはあるけれど知識や経験をもっている企業からアドバイスをもらいたい」「いきなりの大量生産は不安」などのお悩みを抱えているお客様に寄り添い、ご希望に合わせたご提案、小ロットからの試作をおこなっている事業です。
新たな挑戦を後押し出来るよう、全力でサポートしておりますのでまずはお気軽にお問い合わせください。
ファインテイストの特徴
- 小ロット[レトルト50パック]からの対応が可能です
- グループ企業(食品機械製造メーカー)との連携やそこで培った経験、知識を活かしたアドバイス・ご提案を行います
- 衛生管理の徹底と、最新の設備が揃った工場で製造しています
- 徹底した衛生と工程管理を行っており製造ラインはJFS-Bの認証を取得しております。
JFS-B24003076-00
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ソース類を製造するには
2025.02.20
タイトルだけだと製造方法についてなんかノウハウ的なことを書くのかなと思われそうですが、営業許可についての話です。保健所の営業許可の一覧を見ていましたら、あれ?「ソース類製造業」が見当たらないものですからなんのこっちゃと思いちょっと調べてみました。福岡県の食品衛生に関するページで廃止されたのを知りましたが、密封包装食品製造業の対応する旧許可業種に「ソース類製造業の一部」とあります。一部、が引っかかったので保健所の方にお電話して聞いてみました。すると現在は「許可」ではなく「届出」ですとお返事を頂きました。調べてみると確かに久留米市の「営業届出制度について」というページに18番目に「調味料製造・加工業」とあります。ということで以前のソース類製造業は「調味料製造・加工業」の届出が必要ということになります。届出は許可の場合のように手数料などかからず、建屋図面なども提出不要です。
コラム
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JFS-Bの認証取得について
2025.02.13
この度、弊社ファインテイストはJFS-B規格の認証を受けることができました。このJFSとは何ぞや、というお話をします。例えばカレーを作るとしましょう。カレーを作るにはまず材料をどこかで買ってきて、じゃがいもの皮をむいたりお肉を切ったりしたあと、炒めて水を足して煮込んでカレールーを溶かして…それからせっかく作ったものを痛まないようにしなきゃ。そして作り終わった後は台所の掃除をしてごみを出して…。では食べても安全なカレーを作るにはどうしたらよいか?JFS規格では具体的に次のように製造工程を管理します。~どこかで材料を買ってきて~その材料は新鮮で適切な保存をされていたものか?お肉を保存していた冷蔵庫の温度は適切だったか?ということを確認して材料を買います。そうそうアレルギーがある人もいるからそれらもしっかり確認してね。~じゃがいもの皮をむいたりお肉を切ったり~おっと、その手は清潔ですか?正しい手の粗い方で洗いましょう。まな板もちゃんと殺菌して、殺菌はこうやってね。~台所の掃除をしてごみを出します~シンクは専用のスポンジでこの洗剤を使ってやってね。隅っこがゴミがたまりやすいからそこもしっかりしましょう。出たごみは生ごみはこちらの袋に、紙類はこのゴミ箱に入れて、決まったところに出しましょう。こういった食品を安全に作るための基本的なルールに基づいた作業をGMP(Good Manufacturing Practice:適正製造規範)といます。さて、先ほどの製造工程で特に重要な工程はどこでしょうか。~炒めて水を足して煮込んで~肉などはしっかり火を通しておかないと食中毒の危険性がありますし、~痛まないようにしなきゃ~出来上がったものをほっといたら腐ってこれまた食中毒の危険性があります。よし、では100℃で10分間以上煮込むことにしましょう。温度はきちんと温度計で測って時間もストップウオッチで測りましょう。このように食べた人に危害を与えかねない工程を洗い出して特にしっかり管理します。これをHACCP(Hazard Analysis &#and; Critical Control Point )といいますが、ハサップとかハセップとか呼ばれています。比較的聞いたことがある単語かもしれませんね。これで安全に作ることができるようになりました。GMPとHACCPでしっかり工程を管理すれば安全なカレーが作れます。でも、工程の中でわからないときは誰に聞いたらいいの?煮込むときに使う温度計はどこにしまったらいいの?そもそもちゃんと温度を測ったのかしら…という工程の運用の問題が出てきます。よくわからないときは誰々に聞いてください、温度計は棚の二番目の引き出しになおしてください、温度は1分毎に測ってこの用紙に記入してください、という運用するために決められたルールを集めたものがFSM(Food Safety Management System:食品安全マネジメントシステム)です。JFS規格とはこのようにGMP、HACCP、FSMを自社の設備や作るものに合わせて策定された規格なのです。
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